<Header>
<Author: 張旭>
<Title: 桃花溪>
<Format: 七言絕句>
<Year: 1988>
<BookName: 唐詩三百首詳解  上卷>
<Translator: 田部井文雄>
<style: 現代文有假名>
<style2: 日本現代譯文附假名標注>
<TranslatedTitle: 桃花溪>
<BookPage: 28>
<UsedPage: 1>
<Feature: 0>
<End Header>
<Poem>
隱隱飛橋隔野煙，石磯西畔問漁船。
桃花盡日隨流水，洞在清溪何處邊。
<End Poem>
<Translation>
かすかに、空高（そらたか）くかかる美（うつく）しい橋（はし）が、春（はる）の野（の）に立（た）つもやのかなたにへだたっており、石（いし）の多（おお）い河原（かわはら）の西（にし）の岸辺（きしべ）にわたしは立（た）って漁船（ぎょせん）に向（む）かって問（と）いかける。

「桃（とう）の花（はな）は、一日中（いちにちじゅう）流（なが）れる水（みず）のままに流（なが）れ去（さ）ってゆくが、陶淵明（とうえんめい）が伝（つた）える桃源郷（とうえんきょう）への入口（いりぐち）であるほう穴（あな）は、この清（きよ）い谷川（たにかわ）のどこのあたりにあるのだろうか」と。
<End Translation>